表1。理工学部副専攻プログラムの育成人材像

副専攻名 獲得できる能力並びに育成人材像
材料科学 金属、セラミックス、ポリマーなどの材料特性を発現する仕組みと評価手法などの基盤的共通知識を、物理と化学の観点から獲得することで、例えば建築都市・環境系が主専攻であれば、構造物の安全性、耐久性、経済性と同時に人間が生活する空間としての機能性、快適性、デザイン性を材料科学的視点から実現できる人材を育成する。
水素エネルギー学 風力や太陽光を基盤として電力と水素をエネルギー媒体とした、持続的成長可能な水素エネルギー社会に移行するためには、幅広い分野の科学技術が融合した製品やシステムを考える必要がある。自動車を例にとると機械工学に電子情報工学、化学、電気化学材料などが融合して新たな展開を生み出している。こうした展開に貢献できる人材を育成する。
医工学 医工学は複数の自然科学分野の基礎に基づいた複合領域の学問であり、副専攻プログラムとしては、主専攻の専門分野の知識に立脚した新たな医工学を捉えることができるように設計している。例えば、機械工学・材料系学科を主専攻とする学生であれば、この副専攻により医療機器研究開発、そしていずれの主専攻であっても、新規の臨床工学技術の開発に貢献する人材を育成する。
ロボティクスメカトロニクス学 ロボティクスメカトロニクス技術は、情報科学から電気電子制御そして機械工学までの、分野横断的な体系で構成されている。基盤的な工学分野の学習に加えて、この体系の中での学習を行うことにより、現代の複雑な製品・技術を統合システムとして理解し応用する能力が獲得できる。例えば機械工学や電子情報システムを主専攻とする学生については、実践的なシステムインテグレーションの能力を獲得した人材を育成する。
環境・安全学 環境や安全の価値観を理解する過程で、主専攻の専門分野の先進性や優位性だけでなく、常に他分野との調和やバランスの重要性を理解できる知識と能力を獲得し、例えば設計技術者であれば、生態系や化学的なリスクを踏まえた人材を育成する。